どうも、こんにちは!
現役で不動産会社に勤務しているmasaru(@masaru)です!
不動産仲介業に興味がある場合は『一体毎日どのようなことをしているのだろう』と思います。
そこで今回は僕の経験を交えて不動産仲介の1週間の動き方を具体的に解説していきます。
不動産仲介には大まかに2種類あり、『客付』と『元付』があります。
客付は物件を探しているお客さんに紹介をする事。
元付は物件を売却希望のお客さんより物件を預かる事。
客付も元付もできるのですが、不動産屋によって戦略が異なり、客付が得意、元付が得意、どちらも得意な所があります。
今回は『客付』が得意な場合の動きになります。
以下のようか方々の参考になる記事です!
・不動産仲介業へ転職を検討している方
・現在不動産仲介業に従事している方
月曜日 ローン打診 契約準備 週末のアポ取り
・ローンの打診
前の週末にご案内したお客さんのローンの事前審査をします。
予めお客さんに必要な書類のコピーを頂き、銀行指定の住宅ローン事前審査の書類も記入いただき
銀行に持って行ったり電話で相談したりします。
・契約準備
前の週末でもらった申込みの契約の準備をします。
購入条件があれば売主に交渉し、契約日時や場所を設定します。
法務局や役所へ物件の調査に行き必要書類を取得します。
その書類をもとに契約書類を作成していきます。
・週末のアポ取り
次の週末のアポを取ります。
基本的にお客さんは土日に物件を見に来ますので、それに向けて電話やメールや訪問して物件を紹介して週末物件を一緒に見てもらうためのアポを取ります。
物件を買って頂くには、現地を見ていただかなければいけませんので。
火曜日、水曜日 定休日
火曜日と水曜日は定休日が多いです。
会社により月曜と火曜日が定休日。
水曜日と適時1日定休日。
なども聞きます。
木曜日 契約書作成 ご案内準備 週末のアポ取り
・契約書作成
週末の契約に向け、月曜日に調査した物件の契約書関係を仕上げていきます。
週末契約であれば、金曜日の朝一には完成しておきたいです。
書類に不備があった時の予備時間の確保の為です。
・週末のご案内準備
週末のご案内の為の準備をします。
物件を見る準備とお客さんに渡す書類の準備です。
物件を見る準備はお客さんご要望の物件や、お客さんに提案したい物件などの資料をピックアップして
内覧の手配や気になる箇所を調べておきます。
複数件回る場合は物件を回る順番を考えます。
どのように回れば効率がいいか、物件を気に入ってもらえるか、街を気に入ってもらえるかなど。
余談ですが僕が仲介業をしていたころは
車でお客さんを物件のご案内をするのですが、夕方に海に近い物件を案内してそのまま海に行き夕日を見ていただいて町や物件の良さを知ってもらいつつご案内も楽しんでいただけるようにルートを考えていました。
また、お客さんに渡す物件の詳細資料の準備、地図の準備などしておきます。
金曜日 物件の下見 契約準備
週末の契約準備を完了させます。
それと週末ご案内するお客さんにご紹介する物件の下見を必ずします。
車でご案内することが多いと思いますが(都内は電車が多いと聞きますが)車をどこに停めるか、物件を実際に見て気になる所はあるか、お客さんが興味を持ってくれるか、休憩をはさんだ方が良いか、その場合どこで休憩するかなどなどご案内をスムーズに進めるため、物件を気に入ってもらうために考えてできることをしていきます。
土曜日、日曜日 契約 ご案内
平日に準備した契約と物件のご案内をします。
契約が無事終了すれば、翌週からは決済に向けて準備していきます。
ご案内がうまくいけば行く週に契約の準備をしますし、いい物件がなければ再度アポを取り、またそれに向け翌週物件の準備をします。
まとめ
平日は主に週末の案内の準備と契約の準備。
土日は契約とご案内。
が主な動きになります。
もちろん、平日に契約やご案内が入ることもありますから臨機応変です。
また、会社によって会議のをやったりやらなかったりしますし
契約書類作成業務が物件されることもあります。
(調査は営業がやって、書類作成は管理職がやるなど)
基本的には『物件を探しているお客さんにピッタリの物件を紹介して買って頂く』という営業なので、それを突き詰めて考えていけば動き方はどんどん変わってくると思います。
是非参考にしてください!
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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