どうも、こんにちは!
現役で不動産会社に勤めているmasaru(@masaru)です。
物件探しをする際に頭をよぎる言葉。
『いい物件を買いたい』
『失敗したくない』
そうですよね、僕もよくわかります。
実際に僕が仲介させていただいたお客さんからも同じような思いを感じます。
その時決まってこのように言います。
『これだ!と思った物件があったらすぐに手を挙げられるように準備しましょう!』
今回は僕が思う、物件をすぐに買える準備について解説します!
こんな方にオススメの記事ですよ!
・長らく不動産を探している方
・いい物件を買いたい方
・決めることができない方
キープは原則できない
良い物件があったら購入の判断をするべきですが、なかなかできず時間がかかりそうな場合
『キープしたい!』っなりますよね。
ただ、残念ながら原則キープはできません。
売主も販売のチャンスを逃したくないのでキープはできません。
購入の意思決定をして購入申し込み書を出した順番になりますのでキープはできません。
購入申込書を出せば通常申込書提出から1週間以内に契約なので、その間ある意味キープできることがほとんどですが、契約日も決めますし、書類の作成の為に仲介業者が動きますので軽いものではなく、購入の覚悟が必要です。
なので、良い物件が出た時にすぐに動けるように準備をしましょう!
住宅ローンの事前審査をしておく
良い物件を見つけたら即購入申込書を出すことで物件を押さえることができますが、住宅ローンを使う場合は事前審査をしているかどうかが大きなポイントになります。
例えば、気に入った物件があって購入申し込みをしても、ローンの事前審査をしてから契約したいと言われてしまった場合、契約まで時間がかかります。
その間に別の買主が購入申し込みをして住宅ローンの事前審査が承認になっていたり現金購入だった場合は、そちらを優先されてしまう場合もあります。
そういったことを避けるために、予め自分の条件に近い物件で、できれば希望の銀行で住宅ローンの事前審査を通しておいてください。
買う物件でなくてもOKです。
要は住宅ローンが組める人なのかどうかが一番大きなポイントなので、違う物件でもOKです。
住宅ローンの事前審査を通しておけば価格交渉などの材料にもなります。
お借入れはしない
不動産購入を検討している場合で住宅ローンを使う場合はお借入れはしないでください。
お借入れをすることで住宅ローンが通らなくなったり減額になったりします。
また、いい物件を見つけた場合でも買主や仲介業者の心象が悪く、『ローン大丈夫かな…』と不安になり後回しにされたりします。
もしお借入れをする場合は住宅ローンが組める範囲内で計画的にお借入れしてください。
物件をたくさん見て相場観を養う
いきなりいい物件に出会っても、それが自分にとっていい物件かわかりません。
なぜなら比較をしていないからです。
なので折角いい物件を見つけても、購入決定できず、検討している間に売れてしまいます。
他の物件を見て相場観を養えば心の準備ができ、いい物件に出会ったときに過去の物件と比較して、『これまでで一番いい物件!』という気持ちにいたります。
そうすると迷いなく購入申し込みができます。
実際に5件以上は見たた方が良いです。
SUUMOなどのWEBサイトもたくさん見た方が良いです。
引越しのイメージをしておく
物件を見つけた場合の引っ越し後のイメトレをしましょう。
条件に見直しが必要かどうか再確認ができます。
引っ越し後のイメトレをしておくことでいい物件が見つかった際にすぐに購入申し込みができる心の準備になります。
良い物件は未公開で売れる
良い物件は未公開で終了します。
未公開の定義はありませんが、レインズに載らない、物件紹介WEBサイトに載らないなど、露出が少ない物件をさします。
ではどうやって売れるかというと、未公開情報を入手した不動産屋が、自社で抱えているお客様で契約をしたり、その不動産屋の自社WEBサイトだけ載せて反響を得たり、チラシを撒いたりして売ります。
良い物件で未公開物件の情報を得た不動産屋は、その情報が表に出てライバルができる前に契約を目指します。
良い物件は1カ月以内に売れる
良い物件は1か月以内に売れます。
WEBサイトに載せてすぐに探している方より連絡が入り、次の週末に内覧をして、その次の週末に契約といった流れが多いです。
なのでこれくらいのスピード感で、いい物件と出会ったときに購入の意思決定ができる心の準備をしておきましょう。
不動産屋は買う気のある人にしか良い物件情報を渡さない
いい物件はすぐになくなってしまう為、不動産屋は条件が合いそうな見込み客に紹介して無くなる前に早期契約を目指します。
なので、きちんとローンの事前審査をしたり、購入意思を固めておくことで不動産屋から見込み客と思われ、いい物件を紹介してくれる確率があがります。
まとめ
いい物件って人により違いますが、大きなくくりで『日当たりが良い』とか『駅が近い』とか『あまり出ないエリア>希少性』などパターンがあり、そういった物件はニーズがあります。
ニーズもありますし、不動産屋も、他社に取られる前に売却する努力をしますので取り合いになったりします。
なので、いい物件が来た時にはチャンスと思い、すぐに内覧して購入申し込みができるフットワークの軽さと心の準備をしておきましょう!
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
masaru
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