不動産仲介業務に転職を考えているけど、どんな仕事をするのかしら?
不動産仲介は主に『客付け』と『元付け』に分かれます!
それぞれ説明していきますよ!
どうも、こんにちは!
現役の不動産会社に勤めるmasaru(@masaru)です。
不動産仲介営業にて『客付け』と『元付け』に大きく種類がわかれます。
今回は2種類の仲介業者の特徴を解説していきますね。
こんな方にお勧めの記事です!
・不動産仲介業を検討してい方
・不動産を探しており知識を得たい方
客付け業者
客付け業者とは物件を探している買主に物件を紹介する仲介業者です。
主な動きは以下になります。
①WEBサイトなどに物件を掲載し購入希望者を募る
②問い合わせがあった方にアプローチし物件を内覧&他物件の営業
③買主の理想の物件を見つけて契約
④決済をして仲介手数料をもらう
⑤その後のアフターフォロー
物件を探している買主の集客方法は、レインズに載っている広告可能な物件をWEBサイトに掲載して集客しています。
紹介のお客さん(既存客の紹介、友人の紹介など)フリー来社(オフィスにふらっと入ってくるお客さん)やフリーTEL(看板を見た、WEBサイトを見たお客さん)、WEBサイト会員登録していただいたお客さんなども見込み客として集客します。
物件探しを手伝うお仕事と理解して間違いありません。
元付業者
元付業者とは物件を売却希望の売主から預かって売却する業者です。
物件売却希望の方は売りたいと思っても、販売価格が解らなければ、販売方法や段取りなど何もわかりません。
なので、仲介業者に依頼し、売却の価格設定の決定や販売戦略を相談&依頼します。
依頼された仲介業者はできるだけ条件が良い買主を探す努力をします。
主な動きは以下になります。
①物件売却希望の方と相談したうえで価格や販売方法を決定
②自社で抱えている物件を探している方へ紹介したり、WEBサイトで買主を募ったりチラシを撒いたりして買主を見つけ契約
③決済をして物件を買主に引き渡し仲介手数料をもらう
④その後のアフターフォロー
主にスマイルバリューなどの一括査定で集客します。
一括査定は物件売却希望者が数社にまとめて査定を出せる仕組みで、仲介業者は良い条件を売主に提示して売りの依頼をもらうために必死です。
紹介のお客さん(既存客の紹介、友人の紹介など)フリー来社(オフィスにふらっと入ってくるお客さん)やフリーTEL(看板を見た、WEBサイトを見たお客さん)、WEBサイト会員登録していただいたお客さん、買い替えの下物(すでに自宅を持っている方が手狭などの理由で新たに物件を買って、現在の所を売却する業界用語)なども見込み客になります。
報酬は『客付け』も『元付け』も変わらない
報酬は変わりません。
契約をした際、『買主』や『売主』から報酬(仲介手数料)をもらいます。
ただ、売却の依頼を受ける『元付け』の場合は、自社で買主見つけなくても、他社で買主をみつけてくれれば、売主から必ず仲介手数料をもらえます。
逆に『客付け』の場合はそのお客さんが自社ではなく他社から物件を買ってしまった場合は仲介手数料がもらえないのでただ働きになってしまいます。(一般的に買主は3社程度客付け仲介業者に行きます)
そう考えると、『元付け』業者のほうが効率は良いように思います。
まとめ
今回は『客付け』と『元付け』について解説しました。
業界用語が多いうえ似ている言葉が多い不動産業界。
少しでも読者さんのお力になれたら大変うれしいです!
では最後までありがとうございました。
masaru
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