【買う?借りる? 永遠のテーマ】不動産屋の本音

歩く人の画像 経験談&独言

どうも、こんにちは。

不動産屋会社員のmasaru(@masaru)です。

今回は永遠のテーマ、自宅は買った方が良いのか、借りた方が良いのか、を考えていきます。

masaru
masaru

これから自宅の購入を検討している人や、まさしくこのテーマで疑問を感じている人の参考になればうれしいです!

メリット、デメリット

豚の貯金爆

まず結論から言いますと、正解はありません。

買ってしまうのも、ずっと賃貸で住んでいるのも、良い面と悪い面があります。
どこを優先するか、リスクを保全するかで、人によって正解が異なります。

比べやすいようにそれぞれのメリットとデメリットをあげていきます。

借りた場合のメリット デメリット

最初に借りた場合のメリットとメリットを見ていきます。

借りた場合のメリット
・固定資産税がかからない
・修繕費がかからない
・火災保険が購入ほどかからない
・購入に比べ引っ越しが容易
・借金をしないので精神的負担が軽い

費用面とフットワークの軽さが売買に比べ圧倒的なメリットですね。
修繕費は壊してしまった場合はかかりますが、経年劣化は摩耗であればかかりません。

次に借りた場合のデメリットを見ていきます。

借りた場合のデメリット
・資産を築けない
・購入に比べ室内が狭い
・所有欲を満たせない
・好みに模様替えができない
・室内に気を遣う

借りた場合のデメリットは資産性と室内広さ、好みの室内にできいないのが大きなポイントです。
住宅ローンの金利が安いので、賃料なみの月々支払いで広い家を買えてしまいます。

masaru
masaru

借りることの一番のメリットは資金面精神的に軽い事ですね!

逆にデメリットは室内を自分好みに模様替えや間取り変更できない点ですね!

購入した場合のメリット デメリット

では次に購入した場合のメリットとデメリットです。

購入した場合のメリット
・資産を築ける可能性がある
・借りた場合よりも部屋が広い
・所有欲を満たせる
・部屋をカスタマイズできる
・実家ができる

僕は持家ですが、購入動機に『実家ができる』はありました。
気持ちの割合も大きかったです。
もともと両親+母方祖母+祖父+兄弟3人の計7人家族でした。

僕が大きくなるにつれて兄弟が出ていき、年始になると新たな家族を連れて実家に集まるという感じです。

ある時、実家っていいなぁと感じました。
子供の立場で、実家があればいつでも帰る所があるし、精神的に大きな存在になります。

続いてデメリットを見ていきましょう。

購入した場合のデメリット
・大きな借金を背負う
・修繕費と固定資産税がかかる
・引越しが容易ではない
・社会情勢により価値が下がる可能性がある
・購入諸費用が高い(物件価格の約7.5%)

一番のデメリットは大きな借金をしてその価値が下がり万が一買い替えなどで借金より売値が下回ってしまうことでしょう
不動産の価格は社会情勢の影響を強く受けることと、建物の価格が年数を重ねるごとに減っていくので、買った時よりも売るときのほうが安くなる可能性が高いです。

masaru
masaru

購入した場合のメリットは資産ができることですね!

賃料の代わりにローンを返済することで将来大きな資産を築けます。
逆にデメリットは価値が下がって売るに売れない場合や、ローンが返せなくなった場合ですね。

ライフスタイル

ライフスタイルによって、買った方がいいのか、賃貸のほうがいいのかも考えられます。

例えば以下のような人です。

・実家があり、将来は実家で両親と一緒に住む。
→早いうちに買っておいて、両親と住むタイミングで売却をして売却益を得る。

・一人暮らしで家族を作る予定がない。
→不動産を買うリスクを取るより賃貸のほうがフットワークが軽い。

・夫婦2人だが子供を考えていない。
→共働きで世帯収入が高く職場の関係上買って腰を据える。

将来決まった予定がある、または、将来の予定を決めているのであれば
そこに向かって買った方が良いのか、借りた方が良いのかを考える事ができます。

リスク

低リスクなのは間違いなく賃貸です。

賃貸であれば突然の大きな出費はほぼありませんので、
心のゆとりがあります。

買った場合は震災が起こったり、自分の仕事が不調であったり不景気な場合は
住宅ローンが頭をよぎり不安になります。

では賃貸のほうが安心ですが、毎月の賃料を住宅ローンに充当していけば
将来的に借金のない家が手に入る!と考えれば、リスクをとっても買う選択肢をすると思います。

ちなみに住宅金融支援機構が2022年に調査したリスク管理債権は約3%でした。
つまり100人に3人は返済困難な状況ということです。

住宅金融支援機構債権 2022年度

リスク管理債権とは、債務者が破綻していたり、遅延していたり支払い困難な状況の債券です。
※債務者=お金を借りた人 債権者=お金を貸した人

まとめ

今回は多くの人が考えたことのあるテーマだと思います。

僕も考えたことがありますが、性格が楽観的かつ突っ走るタイプなので迷わず購入を考えました笑
将来の状況を考えて今行動するべきですが、正直どうなっているかわかりません。
事故に合うかもしれませんし病気になるかもしれません。

現在の僕の仕事は今動いたことが半年後の収入になります。
正直半年後の状況はわかりません。

それであれば、今納得できる安心と充実を取るべきだと考えています。

では最後までありがとうございました。

masaru

ブログ管理者のプロフィール
masaru
masaru

神奈川県在住で不動産業界の30代会社員。
生まれも育ちも神奈川県。
家族は夫婦+娘1人+猫2匹の5人家族。
某インテリア企業から不動産業界へ飛び込み現在10年以上経過。
海や動物、おしゃれな事、サーフィン、読書、映画鑑賞、掃除が大好き。
ブログ開始は2024年1月。
自分の仕事を活かし仕活かされ、VUCA時代を生き抜く力を身に付ける事と、日々の成長と前進の為ブログを開始。

masaruをフォローする
経験談&独言
masaruをフォローする
不動産屋のブログ MasaRoom

コメント

タイトルとURLをコピーしました