不動産売買契約はキャンセル可能?不動産を買う為の心の準備と知識を付けよう!

タイプライターからCANCELと書かれた紙が出てきている画像 不動産知識

どうも、こんにちは!
現役で不動産会社に勤めるmasaru(@masaru)です。

不動産売買契約はキャンセルは可能かどうか、僕もお客さんに聞かれたことがあります。

そこで今回は、不動産売買契約当時のキャンセルが可能かどうかやリスクについて解説します!

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こんな方々にオススメの記事です!

・不動産購入に不安がある方

・好みの物件が見つかり申込を考えている方

契約前であればキャンセルは可能

子供が太陽の光を親指と人差し指で作った穴に入れている画像

契約前であればキャンセルは可能です。

不動産を購入する場合必ず申込書を書きますが、契約を締結していなければ申し込みをしてもキャンセルができます。

申込はあくまで意思表示のツールなので購入の強制力はありません。

申込金や手付金を契約前に払っている又は預けている場合は返還されます。

場合によっては費用を請求されることもある

頭を抱える男性

申込をすることで購入の意思表示をするわけで、契約日に向けて不動産屋は調査をして、費用をかけて書類を取得して、契約書類を作成します。

そんな中でキャンセルした場合、書類作成にかかる費用を請求される可能性があります。

聞いたことがあるのは、マンションの購入キャンセルした時に、重要事項調査報告書を取得費用を請求されたとのことです。

重要事項調査報告書とはマンションの管理会社が作成している書類で、数千円~数万円します。
マンションの重要な事項をまとめた書類です。


重要事項調査報告書の取得と一緒に、最新の管理規約や長期修繕計画などを有料で取得する場合もあり金額はまちまちです。

重要事項調査報告書の関連記事↓

不動産屋や売主に迷惑がかかる

上記のように少なから買主から購入の意思表示をされた不動産屋や売主は、契約や退去に向けて動き出しますので、契約前とはいえ、キャンセルすると多大な迷惑がかかります。

買主も大きなペナルティがないとはいえ、不動産や売主に迷惑かけてしまうということが話の流れで分かるのでつらい気持ちになります。

申込は軽い書類ではないので、『この物件を買う!』という揺るぎない強い気持ちが必要です。

軽い事を言う不動産屋が沢山いる

男性の人形の顔の画像

『申込をしても買わなければいけないわけではないので、気にいったのであれば物件を押さえるためにも申込しましょう!』

という仲介業者が沢山います。

買主の気持ちが固まらないうちでも申込をさせることで断りずらくさせるためであったり、申込書を使って買主の情報を抜くためでもあります。(収入やお借入れの有無、自己資金などのデリケートな部分)

そういった仲介業者は信用できないので要注意です。。。

契約後のキャンセルは違約金や損害賠償がかかる

ガラスにひびが入っている画像

契約後のキャンセルも可能ですが多額の違約金がかかります。

違約金の額は手付解除期日前か後かで変わります。

手付解除期日前であれば、契約の時に支払っている手付金を放棄することでキャンセルできます。
手付金は購入する物件価格にもよりますが、5000万円以内であれば50万円~250万円程度です。
僕の経験上100万円が一般的です。

手付解除期日後であれば、売買契約書記載の金額を支払うことで解除が可能です。
僕の経験では売買代金の10%~20%です。
仮に物件価格が5000万円であれば、10%で500万円、20%で1000万円支払うことで解除が可能です。

また、契約をキャンセルされた売主がすでに動いていた事で損害が出た場合の賠償金が発生する場合もあります。

まとめ

契約後にキャンセルになったことは僕はありません。

契約前にキャンセルになったことは何度あります。

申込をしてから契約日まで数日かかることが多いので、その間に買主が色々考えてしまいキャンセルになることがあります。

申し込み後にキャンセルをすると買主に金銭的な大きなペナルティはありませんが、買主や売主に迷惑が掛かりますし買主も落ち込んでしまいます。

契約後のキャンセルは多額の費用が掛かりますので絶対にしないように、心を決めて申込をしてください!

では最後まで読んでいただきありがとうございました。

masaru

ブログ管理者のプロフィール
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神奈川県在住で不動産業界の30代会社員。
生まれも育ちも神奈川県。
家族は夫婦+娘1人+猫2匹の5人家族。
某インテリア企業から不動産業界へ飛び込み現在10年以上経過。
海や動物、おしゃれな事、サーフィン、読書、映画鑑賞、掃除が大好き。
ブログ開始は2024年1月。
自分の仕事を活かし仕活かされ、VUCA時代を生き抜く力を身に付ける事と、日々の成長と前進の為ブログを開始。

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