家探ししているけど、家族で意見が合わなかったり、ローンを組む抵抗があってなかなか話が前に進まない。。。
お気持ちよく解ります!僕も家探し中、妻と意見が合わずちょっとした修羅場が。。。
今回は家探しのコツを僕の知識や経験を活かしてまとめていきます!
どうも、現役で不動産会社に勤務しているmasaru(@masaru)です。
本日は家探しのコツについて、僕の経験や知識を纏めたいと思います。
家探しはワクワクしますし夢がありますが長期間にわたる場合もあり家族で意見が違い喧嘩になったりする波乱万丈なイベントです。
これから家探しをする、または現在家探しをされている方の参考になれば幸いです。
こんな方々にオススメの記事です!
・家探しをしている方
・家探しに苦戦していてなかなか前に進めない方
・家探しに今一歩踏み出せない方
家族の条件を書いていこう
家探しをする際一番重要な考えは
『自分だけが住むのではない』
ということ。
わかってるよそんな事!
って思いますが意外と家探しをしている時は忘れがちなんです。
なぜかというと沢山家を見ていると自分の理想を中心に考えてしまいます。
職場への距離やルート、いつものジムへのアクセス感、幼稚園の送り迎え、お買物施設などなど。
人によって優先順位が違うので、家探しをしていると自分優先の目線になってきます。
そうならない為に、まずは家族でどんな場所に住みたいか、どんな家がいいか、沢山書き出していきましょう。
できる事とできない事もありますので、まずは気にしないで沢山意見を出しましょう!
<家探しの条件の書き出し例 夢でももちろんOK!>
・これくらいの時期に引っ越しておきたい
・環境が変わらない現在の家の近く
・学区が変わらない範囲
・実家が近いところ
・車がないのでスーパーが近いところ
・広い庭でBBQがしたい
・子供用プールがおけるスペースが欲しい
・景色がいいところがいい
・駐車場があるところ
・自然が多いところ
・アクセスがいいところ
・セキュリティ面に優れているマンションがいい
・ランニングコストがかからない戸建てがいい
・友人が多いエリアや実家周辺
・両親の家にささっと行ける立地
優先順位なども決めていければベストです。
知人友人の意見を聞いてみよう
知人や友人に家をを買った人がいれば聞いてみましょう!
特に自分が仲がいい友人が買っていたらかなり参考になります。
購入条件や買ったあとの住み心地、今の気持ちを相談してみましょう!
月々の返済額を決める
まずは現在のお家の毎月の返済額を目安にしましょう。
そこから逆算して物件予算を決めていきます。
毎月の返済額の決め方は現在の家賃をベースに考えて、家計にゆとりがあるのか、軽くした方がいいのか判断しましょう。
現在の家賃がない場合は毎月給料の30%程度を目安にしてください。
毎月の収入と支出のバランスもかならず考えてください。
ちなみに不動産購入の際に諸費用として物件価格の7~8%程度の諸費用が掛かります。
仮に物件価格が3000万円の場合は210万円~240万円程度です。
それと不動産を所有した場合賃貸と違うのは固定資産税、火災保険、住宅維持費(リフォーム)がかかりますのできちんと理解したうえでゆとりを持った設定をした方がいいです。
また、将来の子供の教育費や旅行などのライフイベント費用も具体的に決めると、それに向けた毎月の積立費用が決めらえれるのでローンの月々支払額も決まりやすいです。
参考までに住宅ローンを組む際に銀行が目安にしている『返済比率』というものがあります。
返済比率とは返済額の割合のことで、銀行によって30%~40%以下の条件での設定が多いです。
例えば年収400万円で返済比率30%の場合の月々支払額は以下のようになります。
400万円 × 30% ÷ 12か月 = 10万円
つまり年収400万円で返済比率30%の銀行であれば月々10万円以内に抑えなければいけません。
月々の支払額を決めれば物件購入価格の予算が決まりますね。
実際に物件見学
条件にはまる物件を実際にみていきましょう。
探し方は不動産仲介業者に行って条件を伝え探してもらう方法や、インターネットで条件に合う物件に問い合わせて見ていく方法があります。
不動産仲介業者に行けば正直手っ取り早いです。
不動産は基本的に全国どこの物件でも、どの仲介業者でも取り扱いができるので、条件に合う物件をピックアップいただき、実際に見るのがとても勉強になりますし探す最短だと思います。
ただ不動産屋さんに行くのは敷居が高い、営業がしつこいと面倒、怖い、などもわかります。
であれば、今ではスマホで手軽に物件情報が見れますので、適当な不動産紹介HPを見て、気になった物件を問いあわせて見に行きましょう。
今はインターネットでかなりの情報が手に入りますので、十分物件の事がわかるし勉強になります。
ある程度条件の物件をインターネットで見てからから問い合わせするのがいいと思います。
以前物件探しのお手伝いをさせていただいたお客様は情けないですが僕より物件を知っていました笑
希望条件と現実のすり合わせ
ここで残念なお知らせですが、基本的に条件を全てかなえる物件はほぼありません。
必ず理想と現実のギャップが出てきます。
そのために優先順位をつけていきます。
物件を見始めでかなり絞られると思います。
それくらい、紙媒体やインターネットで見るのと、実際に見るのとでは違います。
当初は この条件は譲れない! と思っていても実際に見ると 難しいかも と感じたりします。
物件を見終わった後に家族会議をしましょう。
というか、会議をするまでもなく自然とそういった会話になります。
ただ2人以上の強い条件が重なり解決しない状態が続くとなかなか購入には至りませんのできちんと話あってお互いの理解を深めましょう。
条件を考え、予算を決め、物件を見ていくと凡そ優先順位が絞られてくるのが理解できます。
『この条件とこの条件は絶対無理だな』
『この条件は予算足らないな』
『このエリアはないな』
『ここは住みたいけどなかなか物件でないな』
のようにどんどん条件が絞られてきます。
最終的にはこれだけは譲れない!と具体的に言えるようになっています。
そうなってくるとあとは条件の物件を不動産仲介業者に探してもらうかインターネットで探していきましょう。
将来のお家との出会い
かっこいいタイトルですがここまでくると最終的に考えるまでもなく運命の出会いがあったりします。
それはインターネットか不動産屋さんからの紹介かわかりませんが、これだ!思える物件に出会えます。
僕の経験上購入された方々は妥協はしていません。
当初希望とは違いますが整理して理解ながら物件を見ていくと『これだ!』と思う物件と出会います。
良い物件と出会えるコツはいい仲介業者の営業さんに出会えることです。
本当に営業さんによって違います。
こちら側の条件や気持ちを理解してもらったうえでの提案をいただける仲介さんとの出会いがあれば最高だと思います。
営業は数字の世界。
あの手この手で物件紹介して早期契約を皆考えています。
だからといって変な営業さんというわけではなく、『自分の為』か『相手の為』かの違いです。
せっかくいい物件に出会っても営業さん次第で興醒めします。
家探しの期間
家が見つかればすぐに引っ越せる!という状況であれば半年以内を目安にしてください。
人生で最大の買い物なのでいい物件が見つかるまでいつまでも!というのもわかりますが
半年探して買う物件がないのであれば何かがずれているはずです。
よくあるのが予算と条件の不一致。
理想に予算が追い付かないことが多いです。
それが当たり前なんです。
人生最大の買い物で最高の買い物をしたいですから。
ただ必ず相場がありますので、そのまま待っていてもいい物件は出てきません。
半年間真剣に探してピンとくるものがなければ条件のすり合わせをお勧めします。
まとめ 家探しはビッグイベント
家探しは楽しいですし家族の絆も深まります。
覚えることや苦労や妥協もありますが勉強になるし人として成長もします。
是非楽しんで取り組んでいただき最高の家探しにしてください。
ではまた。
最後までありがとうございました。
masaru
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