どうも、こんにちは!
現役で不動産会社に勤務しているmasaru(@masaru)です!
今回は数年前の僕の体験談で、お客さんが別荘として使っていたマンションの売却のお手伝いをした時の体験談です。
不動産仲介のお仕事に興味を持っている方の参考になれば嬉しいです!
こんな方にオススメの記事です!
・不動産仲介業に興味を持っている方
・現在不動産仲介をしている方
・保有不動産の売却を検討している方
お客さんとの出会いは売却ちらし
不動産屋さんは定期的にチラシを撒きます。
内容は『不動産の売却のお手伝いします!』といった売却に興味がある方からの連絡をもらうためのチラシです。
撒き方は営業マンが個人で撒く場合もあれば、会社のルーティーンで撒く場合もあれば、業者に一括して任せる場合と様々です。
そんな売却チラシから連絡をもらったお客さんのお話です。
平日の昼間に会社で電話が入り僕がとりました。
お電話ありがとうございます!〇〇不動産です!
ちらしをみて電話したんだけど、マンションを売ろうと思っているの
そのまま事情を聞き、売却の意思確認をして後日物件を見せてもらうことになりました。
セカンドハウスとして使っていたマンションを持っているが、高齢になり腰が重く使わなくなったので売却をしたいとのことでした。
海が見えるセカンドハウス!
約束の日、マンション現地で待ち合わせ。
待っている間に周辺を散策します。
海沿いのマンションで昭和60年の新耐震基準。
8階建てで70戸程度の規模のマンションです。
マンションの前には道路があり、道路の先に海があり3mほど高低差がありそうです。
すぐ近くにビーチがあり、公営の駐車場に止めてビーチで遊んでマンションで寝泊まりするバカンスが目に浮かびます。
家族や友人と夏楽しむ、夫婦でのんびりと海辺を満喫する、海辺の拠点にする。
リタイヤした方向けの居住用としてもいいのでは。
色々思い浮かびましたが、素敵な立地で僕が欲しい。。。
そんなことを考えていると売主さん登場。
凡そ60代中盤の品の良さを醸し出しているご夫婦。
早速中を見せてもらいました。
海が見える1ルームのお部屋
8階建てでお部屋は6階部分。
1Rのお部屋は特にリフォームしたことはないようで、売主さんが中古で購入した時からリフォームしていないとのこと。
設備も替えた様子はないが昭和60年の物とは思えないので前オーナーが買えたものと推測。
ただとてもきれいな室内だったので、設備の故障などなければクロス(壁紙のこと)交換程度で済めそうな感じでした。
何より海が見える景色とビーチまで徒歩1分が最高のポイント。
室内を見せていただきながら販売金額と販売方法の提案をして無事媒介締結。
いよいよ販売スタート!
媒介契約の事で、売買する際に締結しないといけない書類です。
一般媒介、専任媒介、専属専任媒介契約があります。
詳しくは下の記事をご覧ください!
買主を探す
まずは自社で持っている希望に近いお客様にtel&メールで紹介、紹介、紹介!
それと同時に販売図面を作成してレインズに掲載!
さらに自社のHPに掲載してSUUMOにも掲載!
最後に当該マンションと周辺マンションにチラシを配布!
これで反応を見ます。
ちなみにチラシは原始的ですが効果は高く、高齢の方などインターネットを使わない世代のようなwebで集客できない方や探していないけどチラシを見ることで興味を持ってもらえるような潜在的に興味を持っている方へのアプローチになります。
特に同じマンション内で住み替えすることは多く、下層階から景色を求め上層階へ、手狭又は手広の為同じマンションで買い替えなどよくあります。
なので、同マンションへのチラシ配布は効果的です。
不動産業者のみ使える買主と売主のマッチングサイトです。
売主が不動産屋に売却の依頼をすると、不動産屋はレインズに物件を載せます。
それを見た全国の不動産屋がお客さんに紹介します。
レインズについては以下の記事をご覧ください!
レインズを見た他社仲介が買主を見つける
結果は、レインズを見た他社仲介業者が買主を見つけました。
買主は別荘利用で現金のお客様。
販売から3か月程度のことでした。
価格を変更することもなく、予定通り売却でき売主もとても喜んでいました。
(チョコレートをお礼にもらいました)
販売中は正直しょっちゅう案内(内覧するお客さん)が入ったわけではありませんでした。
週に1回入るか入らないか。
ただ別荘エリアだったので想定内でした。
ちなみに、毎週末に2組以上案内が入ればおおよそ3か月以内で売却できます。
※エリアにより異なると思うので参考まで
毎週末2組以上案内が入っているのに3か月以上売れないのは何か原因があります。
価格設定なのか、販売方法なのか、ニーズなのか、物件なのか。
不動産屋は販売中にあらゆるデータを取っており、予定と違う場合は原因を探ります。
内覧してもらったお客さんの情報が一番です。
購入目的、何人で住むのか、予算は、検討エリアは、間取りは、などなどヒアリングして、自分たちのターゲットとすり合わせて考えていきます。
まとめ
今回は僕が数年前に別荘の仲介をした時のお話でした。
別荘でなくても、自宅などの不動産を売却している又は売却検討している方々の、参考になればうれしいです!
では最後までありがとうございました。
masaru
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